Ginger(生姜)

山東省の生姜

山東省は中国における "野菜栽培の中心" の一つで、フレッシュ・冷凍・乾燥・塩漬に加工され日本へ輸出されています。

しかし2006年5月に残留農薬ポジティブリスト制が施行されて以後、多品種で残留農薬が検出され問題になっています。

 

特に生姜は、BHC・アルジカルブ等の殺虫剤が、フレッシュ・冷凍より検出され、現在中国サイドでかなり厳しく管理されている商品の一つです。

弊社は現在圃場契約をした農場から収穫した大生姜を原料に、手剥きで丁寧に皮剥き加工したジンジャーフレークを輸入しています。

山東省産地

弊社契約工場

山東省小工場


雲南省の生姜

雲南省の生姜は一般的に乾燥ホールで漢方薬原料として輸入されておりました。
今から約25年前頃には、おろし生姜用の原料として雲南乾燥生姜 " #110 " (土産公司のItem No.)を水戻しして使用していました。

(現在も一部使用されているとのこと)色が黄色く・香りが良い・甘味の有る生姜で永く使用されて来ました。
その後、山東省の脱水野菜業者により、1990年代後半 に雲南省で脱水工場が稼動し、スライスジンジャーの生産が始まり現在に至っています。

しかし、皮の処理が "不完全な状態" なので、殆どが山東省で 再度選別してから、海外に輸出されています。
弊社は、雲南省の脱水工場を多数視察しましたが、レベルが低く、現状では日本に輸入しても販売出来る先は限定されることと、製造工程での水洗い・滅菌等の処理、加工に対する管理が低く、細菌数にも問題がある商品が殆ど、ということで輸入する事を断念。(2005年時点)

雲南生姜産地